養成コースについて
本コースは、山口大学大学院医学系研究科に所属する大学院生を対象としています。
従来の大学院における専門分野での臨床・研究活動に加えて、がん専門医療人の資格取得を目指す方のためのコースです。
教育とがん研究指導を効率的に実施することによって大学院の修学期間中にそれぞれの専門医等資格と学位取得を目指します。
がん専門医養成コース
コース名称 |
領域別腫瘍専門医コース(正規課程) |
対象者 |
山口大学大学院医学系研究科博士課程大学院生 |
修業年限 |
4年 |
養成する人材像 |
がん領域で要求される専門性の高い知識と技術に加え豊かな人間性と高度な倫理観を有し
多職種でのチーム医療のおいてがん治療のリーダーシップを持って以下の
がん関連学際領域に対応できるがん専門医を養成する。 ①外科領域 ②内科領域 ③放射線・臨床検査腫瘍学領域 |
修了要件 |
3年次または4年次までに所定の30単位を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、研究科の行う学位審査に合格すること。 |
履修科目等 |
- <共通科目・必修> 10単位
- 研究方法論応用(1単位)、悪性腫瘍の管理と治療(1単位)、医療倫理(1単位)、医療分野における知的財産(2単位)、医療対話学(0.5単位)、医療情報学(0.5単位) がんのベーシックサイエンス・臨床薬理学(1単位)、がん臨床検査・病理・放射線診断学(0.5単位)、臓器別がん治療各論(2単位)、がん緩和治療(0.5単位)
- <専門科目・各領域必修>①~③のうち2科目(4単位)
- ①外科領域
消化器・腫瘍外科学特論Ⅰ(2単位)、消化器・腫瘍外科学特論Ⅱ(2単位)、泌尿器科学特論Ⅰ(2単位)、泌尿器科学特論Ⅱ(2単位)、
産婦人科学特論Ⅰ(2単位)、産婦人科学特論Ⅱ(2単位)のうちいずれか2科目(4単位)
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- ②内科領域
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消化器内科学特論Ⅰ(2単位)、消化器内科学特論Ⅱ(2単位)、病態制御内科学特論Ⅰ(2単位)、病態制御内科学特論Ⅱ(2単位)、
呼吸器・感染症内科学特論Ⅰ(2単位)、呼吸器・感染症内科学特論Ⅱ(2単位)のうちいずれか2科目(4単位)
- ③放射線・臨床検査腫瘍学領域
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放射線腫瘍学特論Ⅰ(2単位)、放射線腫瘍学特論Ⅱ(2単位)、臨床検査・腫瘍学特論Ⅰ(2単位)、臨床検査・腫瘍学特論Ⅱ(2単位)のうちいずれか2科目(4単位)
- <専門科目(演習)・必修> 16単位
・腫瘍演習科目(4単位)・多職種連携演習(4単位)・研究演習(8単位)
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がん専門医養成コース
コース名称 |
腫瘍免疫専門医コース(正規課程) |
対象者 |
山口大学大学院医学系研究科博士課程大学院生 |
修業年限 |
4年 |
養成する人材像 |
専門的な知識と技術、研究能力並びに豊かな人間性と高度な倫理観を備え、多様化するがん治療に従事するプロフェッショナルの一員として、がんを横断的・集学的に診療し、標準的化学療法およびCAR-T療法や免疫チェックポイント阻害薬等の免疫療法が実施できる腫瘍免疫専門医を養成する。
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修了要件 |
3年次または4年次までに所定の30単位を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、研究科の行う学位審査に合格すること。 |
履修科目等 |
- <必修科目・必修> 10単位
- 研究方法論応用(1単位)、悪性腫瘍の管理と治療(1単位)、医療倫理(1単位)、医療分野における知的財産(2単位)、医療対話学(0.5単位)、医療情報学(0.5単位)
がんのベーシックサイエンス・臨床薬理学(1単位)、がん臨床検査・病理・放射線診断学(0.5単位)、臓器別がん治療各論(2単位)、がん緩和治療(0.5単位)
- <専門科目・必修> 4単位
- 免疫学特論Ⅰ(2単位)、免疫学特論Ⅱ(2単位)
- <専門科目(演習)・必修> 16単位
- ・腫瘍演習科目(4単位)・多職種連携演習(4単位)・研究演習(8単位)
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がん看護高度実践看護師養成コース
コース名称 |
がん看護高度実践看護師養成コース(正規課程) |
対象者 |
山口大学大学院医学系研究科保健学専攻 大学院生 |
修業年限 |
2年 |
養成する人材像 |
がんの予防や健康教育とともに、がんの治療に伴う看護および治療後の生活調整を支援し、がん患者の体験する症状、精神的苦痛の緩和や、がん終末期ケアが提供できるケアとキュアを融合した高度な能力を習得させ、がん患者および家族のQOL維持・向上に働きかけるケアを実践できる専門看護師を養成する。
がんに罹患する人々は、小児から高齢者と幅広く、特にAYA世代のがん患者のQOLの低さが目立つ。若年のがんは遺伝性のものも多い。そのため、遺伝子異常に基づくゲノム医療に対応できること、各世代に応じたトータルペインや治療を習得すること、そして特にAYA世代のがん患者のQOLを考慮した看護を実践できる専門看護師を養成する。 |
修了要件 |
必須科目38単位以上を修得し、大学院が行う学位審査に合格すること。 |
履修科目等 |
- <必修科目>
- 臨床薬理学特論(2単位)、フィジカルアセスメント(2単位)、病態生理機能特論(2単位)、がん病態生理学特論(2単位)、がん看護理論特論(2単位)、がん看護援助特論Ⅰ(2単位)、がん看護援助特論Ⅱ(2単位)、がん緩和ケア学特論Ⅰ(2単位)、がん緩和ケア学特論Ⅱ(2単位)、がん緩和ケア学特論Ⅲ(2単位)、がん緩和ケア学特論Ⅳ(2単位)、がん看護学実習Ⅰ(2単位)、がん看護学実習Ⅱ(2単位)、がん看護学実習Ⅲ(2単位)、がん看護学実習Ⅳ(2単位)、がん看護学実習Ⅴ(2単位)、特別研究(10単位)
- <選択科目>
- 医療倫理学特論(2単位)、看護倫理学特論(2単位)、看護学研究方法特論(2単位)、看護管理学特論(2単位)、看護理論特論(2単位)、看護教育学特論(2単位)、コンサルテーション(2単位)、遺伝看護学特論(2単位)
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